なぜ毎日走っているのに体重が減らないの?
ジョギングダイエットで重要な事
ジョギングを数か月続けても痩せない、という方がいらっしゃいます。
そもそも、ジョギングで体重を減らそうと思っても、全くの食事制限なしでは、ほとんどの場合、減っていきません。
なぜならば、「その分どこかで食べてしまうから」。
当たり前の事を言っているようですが、本当にそうなんです。
走れば走るほど食欲は増し、結果として体重は変わらなかったり、増えたりしてしまいます。
ですから、体重が減らなかったら、食事をしっかりとコントロールしましょう。
今現在、かなり多めの体重でいるなら、極端に減らす必要はありませんが、間食を無くす、お代わりを無くす、くらいの制限は必要です。
そうすれば絶対に体重は減ります。
減らなかったらあなたはエネルギー効率が極めて高い人間かもしれません。
ウルトラマラソンの才能があります、徹底的に走りこむべきです!
体重が減らない、と言っているあなたがもし、もともと平均程度の体重でいるなら、体重の停滞は気にする必要が無いかもしれません。
何故なら、走る事で間違いなく筋肉が付いているからです。
ジョギングを始めて、体重が減らなくても気にしなくていい理由
ジョギングを続けていると、それまでの運動不足の頃よりも間違いなく筋肉、特に大きなお尻周りから下半身の筋肉が付いてきます。それだけでなく、腰から上半身に掛けてのインナーマッスルも付いてくるため、基礎代謝が格段に上昇してきます。
また、筋肉が付くことで見た目、特に後ろから見た時のスタイルは良くなってきているはず。
一喜一憂する人は多いですが、数か月スパンで見た時に減少傾向にあればよいのです。
また、筋肉が増えると水分を身体に取り込む量が多くなるため、単純な体重増加はむしろ筋肉が付いてきた証拠だと思ってください。
ジョギングでダイエットする効果的な方法
ジョギングの前の準備
まず、痩せたいがために厚着をする人がいますが、必要ありません。
快適な服装で走りましょう。厚着をしたところで、その間のカロリー消費量増加など微々たるものです。それよりも、快適な服装で長く、早く走ったほうがよほど効果的です。
また、スマホなどのランニングアプリを入れるのはオススメです。
走行量、ペースや時間を管理できるし、モチベーションアップにはかなり役立ちます。
stravaというアプリがオススメだったのですが、役立つ機能が有料化されてしまいました。
今のオススメは、asicsのRunkeeperか、adidas runningが、初心者にも使いやすいと思います。
初心者向けのペース
よく、「どういうペースで走ったら良いのか」と、生徒さんにも聞かれますが、ゆっくり、会話できる程度で構いません。
慣れないうちは、7分~8分/kmくらいになるのではないでしょうか。
ただし、途中と最後に2,3回、「つらい!」と思うまでペースを上げ、1分程度我慢してみると、心肺機能に刺激が入って、さらなる効果が期待できます。
とはいえ、無理は禁物です。
距離と時間
距離は最初は3キロを目指しましょう。それが出来たら5キロ。5キロ走る事が出来たら、足の痛みなどに気を付けながら、徐々に距離とスピードを伸ばしていく意識で行きましょう。
時間も、よく「30分以上走らなければ意味がない」と言われましたが、そんなことはありません。最新の研究では、ちゃんと少しでも効果が出ます。
とはいえ、準備に時間をかける事を考えると、30分程度は走りたいものです。
もし走れなくても、間にウォーキングを挟んだりすれば良いのです。
とにかく足腰を使って継続運動する習慣を身につけましょう。
頻度
低強度でしたら毎日でも構いません。
しかし故障の原因となるので、週に2日は休息日をれると良いでしょう。
また、週に一度だって構いません。
ただし、その場合はウォーキングなどと合わせ、1,2日後まで疲労感が残る強度で、1時間程度行えると効果的に時間を使えると思います。