努力と苦労の甲斐があってダイエットに成功!
でも少しずつまた体重増加・・・なんてことありませんか?
そうなんです、ダイエットにリバウンドはつきもの。
人間の生存本能から言うと、少ない食料でも栄養摂取を最大化するのは当然の能力なのですが、現代の私たちからすると、ありがた迷惑な話です。
ただしもちろん、リバウンドを回避できる方法は沢山有ります。
今回は、リバウンドする理由の主な3つの物と、その対策をお話ししたいと思います。
リバウンドする理由1:食事量がもとに戻っている
ほとんどの場合、これです!
どんなに努力して、素晴らしいプロポーションを手に入れても、元の食生活に戻ってしまえば、間違いなく太ります!!しばらくすれば元の体形に。当たり前です。
よく、「リバウンドにはどのくらいの期間気を付ければ良いでしょうか?」みたいな質問を受けますが、「一生です」。
痩せている人は痩せる食生活を送っています。太っている人は太る食生活を。
遺伝子の違いは当然有りますが、少なくとも、太っている人で「これだけしか食べないの!?」なんて人は見たことが有りません。
ダイエット成功後は、バランスよく、健康的な食事であれば、特に他に注意することは有りません。
ただ、年の為に書いておきますが、健康的な食事とは
- 朝:食パン5枚切り1枚、ハムエッグ、野菜スープ、コーヒー
- 昼:ご飯お茶碗一杯を含む定食
- おやつ:ヨーグルト70g
- 夜:ご飯お茶碗一杯他通常の一人前の食事
です。これ以上のお酒やジュースなどは習慣化してはいけません。月に数度程度に止め、「飲むたびに太る」くらいに考えておいた方が良いです。
砂糖たっぷりのデザートやチョコなんてもっての外です!!痩せている人はせいぜい時々食べる程度。毎日必ず何かしら砂糖を取る生活には絶対に戻らない様にしましょう。
理由2:糖質制限を止めてもとの食事に戻した
最近流行りの糖質制限ダイエットですが、糖質制限後は脂肪をエネルギーに変えやすい身体になっているとともに、実は糖質を吸収しやすい身体にもなっています。
ですから、糖質制限で痩せた状態で、糖質メインの元の食事内容に戻せば、かなり太りやすいと言えます。
勿論、量次第ではあるのですが、ウルトラランナーやトライアスリートでも、わざと糖質制限後、レースで糖質を取る事でブーストが掛かる状態にする人がいるほどです。
糖質制限で痩せたのなら、これからも糖質は控えめの状態を維持していく方が楽だし、食生活を楽しみながら体型を維持できると思います。完全に糖質をカットする必要は有りませんが、通常の半分程度(目安、パンなら半切れ、外でのご飯は小、お家ならお茶碗半分)に止めるか、玄米や全粒粉に変えるなど、血糖値の上がりにくい食材メインに過ごす方が良いでしょう。
ただし、その場合も総カロリー量と脂肪厚さはしっかりと管理して、太っていってしまう様なら、運動量を増やすか、食事量を減らしましょう。
理由3:運動を全くしていない
そして一番、健康に悪いかも・・というのが、このパターンです。運動を全くしていないパターンです。
食事制限は得意だが、身体を動かすのは嫌、という人に多いのが、ダイエットの成功→リバウンド、成功、リバウンド・・・と繰り返し、その度に筋力が低下していき、
段々と体重が減りにくくなるパターンです。
この場合、筋力の低下が著しく、食事量も減っているためにビタミンミネラル不足から内臓や骨まで劣化している可能性もあります。
このパターンの人は、体重と比べて見た目が著しく悪い事が多いのです。
体重に気を取られず、しっかりと身体を動かして、見た目と健闘的な美しさを優先してダイエットしましょう。
実際、美しい身体は筋肉が必要になってくるため、体重は見た目よりずっとある事が多いです。
いかがでしたでしょうか。
一つ一つを考えると嫌になるのですが、まとめると簡単な事なのです。
リバウンド対策は、適度な食事と、運動を継続的に行うだけです。
つまりそれは、老後まで健康的な身体を維持することなのですね。
無理せず、頑張り過ぎず、でも継続だけはずっとする。それがコツです。
半年も続けられれば、きっと習慣化して新しい生活スタイルになじめるはず!
頑張りましょう!