絶対に痩せる!ゴリゴリプロテインダイエット

ダイエットプロテインと食事制限・運動のみで健康的に痩せる手引き

ランニングで痩せない理由と痩せるランニングの方法

ランニングで痩せない理由とは

ダイエットといえばランニング、というくらいに定番の運動として人気のダイエット方法ですが、ランニングで痩せた、という方は意外と少ないものです。

理由をたどっていけばごく当たり前、納得なんですが、知らない方にとってはまさに青天の霹靂の様で、同じくらいの努力でも「体脂肪減少」という目標を達成できる方、できない方の差は大きいのです。

今回はなぜランニングで痩せないのか?簡単にそのメカニズムを紹介します。

食欲が強くなる

ランニングを行うと、必ず食欲が強くなります。

運動によって糖質が枯渇しますから防衛本能として当然ですが、強い飢餓感を感じます。

そしてこの運動による飢餓感は糖質への渇望が強くなりますから、結果として、食事量のレコーディングが出来ていない方はオーバーカロリーに陥りやすいのです。

生物としては正常なサイクルですし、身体も強くなり、運動能力や持久力が増加する正常な反応なのですが、すでにかなりの肥満になっている方にとっては辛い作用ですね。

また、理想とする体形が瘦せ型である、女性たちにとってはなかなか厳しい現実です。

 

努力感に対して脂肪燃焼効果が低い

これも勘違いされやすいですが、有酸素運動は努力感に対して、脂肪燃焼効果は少ないです。

というのも、筋トレなどが基礎代謝を引き上げ、24時間継続的に脂肪を燃焼(といっても脂肪燃焼をするわけでなく、脂肪を燃焼させるために糖質を消費する効果)させるのに対して、有酸素運動自体は大した基礎代謝の向上効果は見られないからです。

運動自体の消費カロリーは大きいのですが、痩せるからだを作る、という点で言えば、その疲労ほどには痩せず、効果は実感しにくいのです。

 

痩せていないと勘違い

これは声を大にして言いたいのですが、痩せていないと勘違いするパターンが非常に多いです。特に真面目な方に多いと思います。

特に有酸素運動を始めて半年くらいまでの初期、使われていなかった筋肉が筋肉量を取り戻し始め、その筋肉が水分を蓄えるようになるので、体重だけで言えば増加することも多々あります。

ランニングを始めると他人から見れば見違えるほど体形が良くなっていえる事が多いのですが、本人は気付かず、体重だけを見て一喜一憂していることが非常に多いです。

しかし、走った分、間違いなく健康に、間違いなくスタイルが良くなっていますから、安心して運動を続けてください。

体重なんて、正直なところどうでも良いのですよ。

もっとも、月300kmを超えるようなランニングになってくると、健康の為に良い、とは言えなくなってくるのですが、それはまた別の機会に。

 

痩せるランニングの方法

せっかくですから、痩せるランニングの方法をここで書きたいと思います。

とっても簡単な事ですが、効果は覿面ですよ!

まず、このグラフを見てください。

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糖質・脂質 ダイエットグラフ

皆さんもご存じの通り、運動の初めは糖質を多く使用します。

人間は特に脳で糖質を多く使用するため、継続時間が長くなれば、糖質の枯渇の避けるために、脂質を糖質に作り替える機能が強く働いてきます(この機能は血糖値が上昇しているとき以外は常に働いています)。

ここで重要なのは、運動強度は関係なく、糖質が足りていない状態が長く続けば、つまり時間経過で脂質が分解される、という事です。

これを踏まえて、痩せるランニングのコツを紹介します。

 

頑張りすぎない

一番は、これです。とにかく頑張りすぎない事。走り続ける必要なんてありません。疲れたら休む、歩く。

重要なのは、ソファに1時間も座ってしまうような完全休養ではなく、小休憩や歩きも含めた運動継続時間を延ばすことです。

2時間のうち、走っているのは10分、あとはウォーキング、でも構いません。

特に、頑張りすぎてしまうと糖質に対する飢餓感が強く出てしまうので、頑張りすぎてはいけないのです。

 

糖質と水分補給はしっかりと

もう一つ。よく、スポーツドリンクはダイエットの天敵と言われますが、そうとばかりも言えません。

と言いますか、楽に運動を継続するためなら、糖質は取った方が痩せやすい、とも言えます。

特に、脂肪は糖質が無ければエネルギーに変換できませんから、糖質が枯渇したら脂肪を糖質に変換して、その変換した糖質の中から脂肪を糖質に変換するための糖質を分配する、という非常に体に負担のかかる状態になります。

この状態で走り続けられるのは一部のウルトラランナーだけです。

とはいえ、糖質過多になっても脂肪の消費が薄まるし脂肪の回生機構が鍛えられませんから、通常のウォーキングなら、1時間あたりにポカリスエット100cc。ランニングならその倍程度をオススメします。

夏でしたら、水を200cc程度飲んでランニングスタート。

水分はその都度、水を飲んで、ポカリスエットは1時間に一度のご褒美、くらいで良いと思います。

ただ、真夏のランニングの場合は、塩分補給の問題もありますから、もう少し飲んでも良いと思いますし、塩分タブレットの併用もオススメします。

 

痩せるランニングまとめ

  • 頑張らないペースで、とにかく長時間動く
  • 水分補給と糖質補給も重要!

 

長い目で見た場合、筋トレも含めた肉体改善には、一度本気でプロの手を借りて取り組むのは絶対に有効です。

もし金銭的、時間的に余裕があるのなら、なるべく早めに、ライザップなどのパーソナルトレーナーについてもらう、というのはオススメです。

ダイエットノウハウも身に付きますしね。