最近、テレビの影響もあり、断食ダイエットが話題になっています。
断食ダイエットと言っても、何日間も絶食するわけではなく、期間を絞ったり、食事内容を絞ったりしている物がおおいです。
大きく分けて、
- 一日～三日間くらい超小食で過ごす
- 数時間～半日、完全に絶食する
- １週間程度、炭水化物・脂質をほぼ絶つ
といったものが多い様です。
様々な本も出ていて、医師監修ものもあるのですが、正直なところ、宿泊込みで高額な報酬をとる様な施設は、オススメ出来ない、と個人的には思うのです。
効果があるとしても・・。そもそも、刑務所に入れば誰だって痩せられます。
強制されれば痩せられるのです。
しかし、全ての施設が医師や管理栄養士がいるわけではありません。
むしろ、素人が素人に教えている、という施設が多く、問題になっている事も多々有ります。
これは昔からある問題ですが・・。
断食ダイエットの効果として、ケトン体質になれる、という物が大きいと思います。
ケトン体質とは、「長時間糖質が不足すると体脂肪や摂取した脂肪をエネルギーに変換する機能が向上する」という人間の性質が活発化した状態を言います。
糖質制限でも同様の効果を期待しているわけです。
しかしながら、この状態になると、糖質の吸収能力も大幅に向上する事が指摘されています。
糖質制限を一生続けるならともかく、食事を元通りにした途端、以前よりも太りやすい体質になってしまうわけです。
これでは困ります。
ですが、極端な断食ダイエットを行っている施設としては、「短期的には効果があるが、リピーターとなってくれる」というのが一番うれしいわけで、そんな先の事は考えていない施設もあります。
おさらいですが、断食ダイエットは
- ケトン体質になり、体脂肪を燃焼しやすい身体を手に入れる
- デトックスや宿便を取るなどのオカルト的効果は期待しない
- 不健康になっては意味がない、極端なものは避ける
といったことを忘れないでください。
それを踏まえて、ゴリゴリ式の断食ダイエットを紹介します。
ゴリゴリ式断食ダイエット
1.毎日、空腹感を感じる時間を3時間は作る
重要なのは、「空腹感を感じる、お腹が空いた、と感じている時間を作る事」です。小腹が空いたらすぐおやつを食べる、などというのは、完全に脂肪を蓄える機能を鍛えているようなものです。
具体的な方法としては、
- オヤツを抜く
- 夕食を早め（～起床時間の１２時間前）に取り、以後一切食べない
- 朝ご飯を食べず、昼ごはんの量は増やさない
といった方法があります。
オヤツを抜くのがオススメですが、一番効果があるのは、夕食を早め、更に朝ご飯前にウォーキングなどを行う、という方法です。
朝食を抜くのも実は効果的なのですが、働いている方は無理は禁物。脳や運動機能の低下など、デメリットも多いので、最後の手段と考えましょう。
2.砂糖の入っているオヤツは完全に禁止。耐えられなければ置き換え食を
オヤツはほとんどの物が糖質や脂質が高く、オススメ出来ません。
取るとしたら、糖分の入っていない熱いお茶と、煮干しやスルメなどのタンパク質系の干物などにしましょう。砂糖は厳禁です。熱いお茶と一緒に取る事で、お腹が空いた、という気持ちがリセットされます。
手軽に取るなら、ダイエットプロテインがお勧めです。
3.断食ダイエット中も運動を必ず行う
ケトン体質になっている間、運動を行う事で、かなり効率的に体脂肪を燃焼していけます。
ウォーキングや軽いジョギングで良いのですが、必ず行うようにしましょう。
毎日でなくても構いません。続ける事が重要です。
ですが、自分の生活のルーティンに組み込むことが、続けれるコツではあります。
また、運動を行わないと、筋肉の合成よりも分解が勝ってしまい、筋肉が減る事で太りやすい体質になる事が懸念されます。
できれば、筋肉の分解を抑制するBCAAを摂取する事をオススメします。
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