コロナ禍でのトレーニングジムへの人々の感染の不安はますます大きくなっています。
一度は収まったかに見え、やっと光が見えて来たこの業界ですが、やはりアフターコロナに適応した事業形態に変わっていかざるを得ないのかもしれません。
そんな中、パーソナルジム大手のRIZAPが、なんと全トレーナーのPCR検査を毎月実施する、と発表しました。
パーソナルジムは通常のジムと違い、そもそも密にならない、複数人への感染拡大が起りにくい、というメリットがありますが、更にPCR検査や専門家による感染対策に力を入れる様子です。
PCR検査薬はソフトバンググループの子会社が提供する、あの話題となった検査薬の様です。
PCR検査薬:毎月アドバイザーやトレーナーが実施するとのこと
私も日頃思っていますが、
- トレーニー同士の距離をとり飛沫感染を避ける
- 換気を十分に行ってエアロゾル感染を防ぐ
- マスク着用・消毒徹底
などを行えば、トレーニングジムでの感染症対策は徹底出来ると思っています。
実際に、トレーニングに来るお客様もそう思っている人が多いです。
しかしながら、「周囲の目、評判など考えると、どうしても・・」と、ジム通いを止めてしまう方が多いのも事実です。
確かに、お客同士で感染しなくても、トレーナーが感染していれば、どうしようもないタイミングが発生することもあります・・。
近距離での運動指導や業務的会話など、ですね。
また、常に大勢の人間がいるジムだと、トイレやドアの取っ手など、消毒の追い付かない場合も実際には多々発生します。
(個人的見解ですが、トイレのドアなどが一番間接的な感染の原因になっている気がしてなりません)。
それが、RIZAPの様に、パーソナルジムで
- 専門家が感染対策を徹底
- トレーナーのPCR検査
をしているのであれば、感染の恐れはほぼなくなるのでは、と思っています。
専門家によるRIZAPの感染対策の様子
なにより、このままでは国内のトレーニングジムが死滅してしまう。
RIZAPの対策がその突破口となり、効果が実証されていけば、この業界のスタンダードとして、今後に生かせるのではないでしょうか。
そうすれば、もし、万が一、このコロナ禍が長引いたとしても、せっかく日本に浸透してきたジム文化が途切れず、続いていくのでは、と期待しています。